建災防京都府支部

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関係法令・通達

熱中症について

熱中症予防指導員研修

「建設業等における熱中症予防指導員研修」のご案内

平成24年6月25日  舞鶴市 舞鶴西総合会館
案内 申込書
※CPDS/ CPDの認定講座です。

熱中症に気をつけましょう


気温の高い夏期には熱中症が集中して発生しています。
建設業は、屋外作業が多いことから、熱中症による死亡災害が全産業の半数以上を占めています。

熱中症とは

高温の環境下で体温調節や循環機能などの働きに障害が起こる病気で、症状などにより次のように分類されます。

熱射病
(日射病)
・熱中症の中では致命率が高く、緊急の治療を要する。突然意識障害に陥ることが多い。
・発病前にめまい、悪寒、頭痛、耳なり、イライラなどがみられ、嘔吐や下痢を伴う場合もある。
・体温調整機構の失調、体温又は脳温の上昇を伴う中枢神経障害が考えられている。
熱けいれん ・四肢や腹部の筋肉の痛みを伴い、発作前にけいれんを起こす。
・作業終了時の入浴中や睡眠中に起こる場合もある。
・大量の発汗による塩分喪失に対し、塩分を補給しなかったことにより起こる。
熱虚脱 ・全身倦怠、脱力感、めまいが見られる。
・意識混濁し、倒れることもある。
・高温暴露が継続し、心拍増加が一定濃度を超えた場合に起こる。
熱疲はい ・初期には、激しい口渇、尿量の減少がみられる。
・めまい、四肢の感覚異常、歩行困難がみられ、失神することもある。
・大量の発汗で血液が濃縮することによる心臓の負担増大や血液分布の異常に起こる。

熱中症の予防

建設工事現場においては、直射日光により高温環境となる作業場所では、熱中症を予防するために次の事項を守ってください。

1.作業環境の面から

  1. 1.日除けや通風をよくするための設備を設置し、作業中は適宜散水する。
  2. 2.スポーツドリンクを置くなど水分、塩分の補給が容易にできるようにする。
  3. 3.身体を適度に冷やすことのできる水、冷たいおしぼりなどの物品及びシャワーなどの設備を備え付ける。
  4. 4.日陰や冷房室など涼しい休憩場所を確保する。

2.作業の面から

  1. 1.十分な休憩時間や休業休止時間を確保する。
  2. 2.作業服は吸湿性、通気性の良い物を着用する。

3.健康の面から

  1. 1.健康診断の結果などにより、適切な健康管理と適性配置を行う。
  2. 2.作業開始前はもちろん、作業中も巡視などにより作業者の健康状態を確認する。
  3. 3.安全施工サイクル活動等で熱中症の予防について話し合う。

(建災防本部広報資料)

熱中症関連用品

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